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【2021年】武田鉄矢「今朝の三枚おろし」ネタ本一覧アーカイブ

*2022年6月19日更新:2021年6月分追加

 

ラジオ番組「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」のファンが、2021年のいつどんなテーマが話されたか、そしてネタ元はなんだったかを整理したページです。

 

武田鉄矢・今朝の三枚おろしとは...

文化放送で朝7:00~9:00で放送しているラジオ「The News Masters TOKYO 」の番組内で放送されているラジオ番組。

放送局:文化放送

放送時間:月~金 7:40~7:50

出演者:武田鉄矢水谷加奈

公式ホームページ:武田鉄矢・今朝の三枚おろし|文化放送

ポッドキャスト配信:武田鉄矢・今朝の三枚おろし

itune配信:Apple Podcat内「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」

 

 

 

1月4~15日:雑種こそ日本「日本習合論」

日本習合論

日本習合論

 

内田樹先生の本をまな板に「日本は様々な物をミックスして文化を構築してきた」という話。日本の習合的な物を様々紹介されてました。

 

身近な例として

  • コーヒー牛乳(コーヒー×牛乳)
  • カレー蕎麦(カレー×蕎麦)
  • 鬼滅の刃(人×鬼)
  • アマビエ(疫病×妖怪)
  • 大阪ナオミ(生き身×死者)
  • 汽水(淡水×海水)

 

伝統文化の例として

 

昭和の新語例として

  • バックシャン(英語「バック」+独語「シャン」)=後ろ姿が美しい
  • ゲルピン(独語「ゲル」+英語「ピンチ」)=金欠
  • 内ゲバ(日本語「内」+独語「ゲバルト」)=内部抗争
  • ドタキャン(日本語「土壇場」+英語「キャンセル)=直前中止

 

 

フグ計画と虹色のトロツキー

2週目は安彦良和の「虹色のトロツキー」をまな板にフグ計画について話ます。

フグ計画

1930年代に日本で進められた、ユダヤ難民の移住計画である。ヨーロッパでの迫害から逃れたユダヤ人を満州国に招き入れ、自治区を建設する計画であったが、ユダヤ人迫害を推進するドイツナチ党との友好を深めるにつれて形骸化し、日独伊三国軍事同盟の締結や日独ともに対外戦争を開始したことによって実現性が無くなり頓挫した。

「河豚計画」の名は、1938年7月に行われた犬塚の演説に由来する。ユダヤ人の経済力や政治力を評価した犬塚は、「ユダヤ人の受け入れは日本にとって非常に有益だが、一歩間違えば破滅の引き金ともなりうる」と考えた。犬塚はこの二面性を、美味だが猛毒を持つ河豚に擬えて、「これは河豚を料理するようなものだ」と語った。

wikipediaより

叶うことはありませんでしたが、満州国こそ習合の理想であったのではないか。アジア理想の五族共和、朝鮮民族、日本人、満州民族漢民族ウイグル人、さらにイスラエル人の融合を夢見た計画。

満州から引き上げてきた人々が戦後の日本に多きな影響を与えていきます。赤塚不二夫森繁久彌ちばてつや山田洋次宝田明満州での壮絶な記憶を抱えた人々が、戦後芸能史に輝かしい記憶を刻んでいきます。

 

虹色のトロツキー (1)

虹色のトロツキー (1)

 

...話を戻します。

世界を統一するのではなく、一色にするのではなく、異物を排除するのではなく、習合する。これこそがこれからの時代に必要な志向である。

鬼を取り込み生きていく、鬼滅の刃のように。

 

 

1月18~22日:語られない昭和の大横綱双葉山邪宗門

某宗教団体のに惹かれた昭和の大横綱双葉山の話。

 心に残ったのは「我、未だ木鶏たりえず」というセリフ。

木鶏(もっけい)とは、荘子(達生篇)に収められている故事に由来する言葉で、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす。

このセリフは後に連敗ストップした白鵬関も引用したとか。

 

 

 

1月25~2月5日:下駄を履くと前向きになる?「先祖返りの国へ

難波歩きや竹馬、下駄などが日本人の足腰を鍛えたという話。 

 

2月8~12日:続・昭和の大横綱双葉山邪宗門

1月末に話した双葉山の話の続編。

 

 

2月15~19日:人間はただの管「食べることと出すこと

大学生のときに潰瘍性大腸炎を患った著者の体験談。

絶望の中に、かすかに希望が見える話でした。

 

2月22日~3月5日:モリー教授の最後のレッスン

前の週に続いて、病についての話。

この週は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていたモリー・シュワルツ教授の最後の個人レッスンを描いた本を紹介です。

この話をもとにしたドラマが映像化された作品もありました。

 

 

3月8〜12日:アニミズム、あらゆるものに魂が宿る

こんまりさんの片づけの考え方が、アニミズムに繋がるという話から始まりました。

また大人気の「鬼滅の刃」は縄文思想からきているという話もありました。

 

 

3月15〜19日:アニミズムの残り話(東洋思想とアニマ/アニムス)

前週のアニミズムをたたき台に、東洋思想の話になっていきました。

主な話は宮沢賢治の「なめとこ山の熊」でした。

宮沢賢治正岡子規アイヌ文化、ユングのアニマ・アニムス、柳田國男、など話は多岐に渡りました。

 

3月22日~4月2日:ここまでわかった新型コロナ

放送時点で半年前に出版された本をたたき台に。

約1年間のコロナ禍について話をしました。

 

4月5~16日:一流選手の動き、そうするのではなくそうなっている

 

 

4月19~30日:世界の歴史から振り返るコロナ後の世界

天然痘スペイン風邪など、歴史的なパンデミック後世界はどう変わってきたのかを紹介する週でした。

本の主張をまとめると、経済原理だけではポストパンデミックは生き残れない、反知性主義がコロナ禍ではマイナスに働いている、ぐらいの感じでした。

2週目は、

 

5月3~7日:お便り回

視聴者からのお便りを紹介する週でした。

 

5月10~14日:縄文トライブと刺青文化

3月のアミニズムの際にも出てきましたが、縄文時代のタトゥーをたたき台に、現在にも続く自然崇拝について話しました。

ちなみに、刺青やイヤリングなど、現在に残る縄文時代の名残として紹介されたのが、鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎でした。

 

 

5月17~28日:道を見つける、GOTOトラベル

人類は旅を通して進化した、人間は旅する生き物だ!といった週で。

コロナ禍で、遺伝子に組み込まれた「旅」への渇望を制限された社会を鑑みての話でした。

この週で覚えておきたいデータは

人類がオーストラリアにたどり着いたのが4万年前、その時の人数はたったの1,000人。

その人類が後に「アボリジニ」と呼ばれることになる。

 

5月31~6月11日:自然の恐るべき力

植物の知られざる生態について紹介する週でした。

 

 

6月14~25日:ウナギをめぐる遥かなる旅

34ヶ国でベストセラーになっている、スウェーデンのジャーナリストが書いたうなぎの生態について書かれたエッセイを三枚に下ろしました。

 

 

泣く子も黙る「文春の流儀」

みなさんご存知文藝春秋、その確固たる地位を気づいた歴史の話。

 

 7月26〜30日:お便り回

 

 

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