12月13日(火)のアフター6ジャンクションで紹介された「2022年このマンガがすごく面白い」を紹介します。
この日はMCの宇多丸さんがお休みだったため、代打で宇垣アナが参加した回でした。
紹介者は、吉川きっちょむさん、トミヤマユキコさん、澤部渡さん、宇垣アナの4名。それではいってみましょう。
吉川きっちょむ
吉川きっちょむって誰?
吉川きっちょむさんは吉本興業所属の芸人さんで、慶應卒のいわゆるインテル芸人枠の人です。文芸面での活躍が多く、よしもと漫画研究部の部長もしています。
漫画家さんとの交流も多く、最近ではアメトークの「チェンソーマン芸人」にも出演しました。
吉川きっちょむが選ぶ2022年おすすめマンガ
吉川きっちょうさんが選ぶ2022おすすめマンガは、メダリスト、タコピーの原罪、正反対な君と僕、と3冊でした。
アイススケートをテーマにしたマンガはいくつかありますが、多分一番面白いです。
表情豊かな作風で、厳しいけれと優しい世界観のマンガです。
毎週新作ができるたびに話題になったマンガ。
風呂敷をそれなりに広げつつ、上下2巻で終わらせるスピード感もすごかったです。
月曜日に新作が出ますが、毎週トレンドになるぐらい人気のマンガ。
人間関係の微妙な機微を描いた漫画で、サイコパスが読んでも面白くないだろうなー、って思う作品です。
トミヤマユキコ
トミヤマユキコって誰
トミヤマユキコさんは文学博士を持ち、大学で教鞭を取られている方です。の方です。学問、アカデミアな側面からマンガを探究されている印象で、「少女マンガのブサイク女子考」なども著書もあります。
トミヤマユキコが選ぶ2022年おすすめマンガ
トミヤマユキコさんが選ぶ2022年おすすめマンガは「ファッション」「うみべのストーブ」「花四段といっしょ」の3作品です。
以下の表紙を見て貰えばわかりますが、なんとなくらしさが出ているチョイスです。
アパレル業界を描いたマンガ。縁遠い世界ですが、服飾系の学校にいってる若者が読んだら刺さるんだろうな、って思ったマンガです。
デザイナーの話ではありますが、東村アキコ先生の「海月姫」を思い出しました。
今回のアト6の企画で知った作品です。
ちょっと読んでみましたが、メンタルきてる時に読むと良さそうだなと思いました。
番組内で「風呂場のシーン!」と盛り上がってたのはこちらの話。
ある日突然、夫が透明人間になる話 (1/10) pic.twitter.com/064eNoZwVS
— 大白小蟹@短編集発売中 (@ROIHOS) 2022年11月25日
将棋棋士が主人公のマンガですが、将棋の知識は一切入りません。
疲れてる時でも読めそうなマンガです。
澤部渡
澤部渡って誰
澤部渡さんは「スカート」というバンドをやっているミュージシャンです。
映画「高崎グラフィティ。」や「そらのレストラン」の主題歌も作曲しています。
澤部渡が選ぶ2022年おすすめマンガ
澤部渡さんが選んだのは、「スペシャル」「ブランクスペース」「ROCA吉川ロカストーリーライブ」です。
今回の4名の選出者では、一番漫画の趣味が合いそうな方でした。
この漫画は、すごい!!
最初こそ「女子学生の日常×エスパー」的な物語でスタートしますが、徐々に不穏な空気をまとい、いずれ『空白』をめぐる大きな物語になっていきます。
タイトルのブランクスペースは、空白を英語にしたもの。全3巻でサクッと読めます。
70歳を超えてもなお精力的に描き続ける、巨匠いしいひさいち先生の作品。
市販はされておらず、以下のURLから購入する特殊な形態のみ手に入れることができるマンガです。
https://www.ishii-shoten.com/honnmaru/rocaw09.html
宇垣美里
宇垣美里が選ぶ2022年おすすめマンガ
宇垣美里さんが選ぶ2022年おすすめマンガは、「回顧 冬虫カイコ作品集」「うちらきっとズッ友 谷口菜津子短編集」の2作品です。
同作者さんのマンガをTwitterなどで見たことがありましたが、女性のしんどい部分を描くことが多い方の印象です。
絵はポップですが、セリフ以外で説明する方で、そのテンポが心地よいマンガ家ささんです。
今回は以上です。