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「なぜ本を読むのか分かる本5冊」-オススメのオーディオブック

というわけでオーディオブックのオススメを紹介したいが、まずは「読書のすゝめ」的な本から紹介したいと思う。

 

dero339.hatenablog.com

 

読書が大事な事は十分分かっていると思うが、それを情報で理解していても、腑に落ちていなければ実際の行動に移すことはない島田紳助氏はこれを「心で覚える」と言い、またある人は「感情で覚える」という)。

人はしないくて良い事はしない。なぜ本を読む必要があるのか?あるいは知識に常に触れなければならないか?それを無意識レベルで理解するためのオススメの5冊あげる。

 

最後に目安として倍速でかかる時間を書いておくが、慣れてくればさらにその半分(2×2=4倍速)で聴けるようになる。

 

 ◼︎入門編3冊

 入門編というか、要は「本を読むのは役立つ」というスタンスの読書本の紹介だ。後半で知的充足のための読書本を紹介するが、入門編では功利主義的、つまり本の読むってのは実世界でこんなに役に立つよ!というスタンスの本達だ。

 

 

◼︎ポチ・たまと読む 自分を変えてくれる本にめぐり合う技術

このポチたまシリーズの最大の売りはとにかく語り口が優しいことだ。優しすぎて個人的には少し物足りないが、内容は至極真っ当だ。突飛なことや裏技的なことは言わないが、忘れがちな当たり前の事を淡々と再認識させてくれる。そしてそういう当然のことが結局大事だったりする。

時間の目安:倍速で約90分(通勤通学1往復で終わるくらい)

*この本はデフォルトで倍速版がないのでitune等で倍速再生する必要あり

 

 

◼︎本を読む人だけが手にするもの

 藤原氏が対象としているのは、恐らく中高大学生だろう。それゆえ語り口が柔らかく、平易にわかりやすくしようと努めている(もちろん社会人にも有用)。ざっくり内容を言うと現代社会ではコミュ力、ロジック力、プレゼン力、複眼思考が必要だけど、読書によって、筆者の主張を論理的に把握して、それを自分の言葉で説明すれば、そこらへんの能力身につくよー」みたいな話。

最初にも行ったが「読書が大事」なんとことは皆分かっているのだ。あとはそれをどう行動するほど実感するかなのだ。だから何度も繰り返して無意識に刷り込んでみて欲しい。自分でも驚くほど習慣になる。

 

時間の目安:倍速で約140分(通勤通学1往復+昼休みで終わるくらい)

*最後のブックリストは除く

 

 

◼︎レバレッジ・リーディング

本の「読み方」というより「向き合い方」について書かれた本。どんな本を読むべきか、どうやって本を選ぶか、読んだ後どうすべきか。読書=投資と割り切って、いかに読書からリターンを得るか(レベレッジを効かせるか)に重点を置いている。お金、健康、人脈に投資をするように頭にを投資をしよう!って感じ。

本田氏の著書は基本的にズバズバ言い切ってくれるので、気持ちがいい。 

 

目安:倍速で120分(一人でお出かけしたら直ぐ聴き終わるくらい)

 

◼︎発展編2冊

入門編が「読書は役に立つよ、やってみよう!」というスタンスだったのに対し、発展編は「「読む前提で、どんなジャンルをどう読むか」 というスタンスになる。「役に立つ」という分かりやすいアメから離れ、「単純に楽しいから読む」「多読前提でどんな本を読むか考える」という感じだ。

 

◼︎ぼくらの頭脳の鍛え方

 圧倒的な読書量を誇る、立花隆佐藤優氏の対談本、この2人の前では自分の読書量の少なさにに呆れるとともに、憧憬の念を抱かずにはいられない。焦りと憧れの両方から読書熱が捗る一冊。全然関係ないけど「知の巨人」と「知の怪物」って凄い厳つい二つ名。

 

目安:倍速で160分(一人でお出かけしたら聴き終わるくらい)

*デフォルトが9時間になっているが、約半分がブックリストのため、そこを除く

 

◼︎大人のための読書の全技術

「声に出して読みたい日本語」や各種メディアでもお馴染みの斎藤孝先生の著書。氏の読書技術を5章に分けて紹介している。習慣、速読、精読、選択、出力の5技法だ。今回紹介する本の中では1番長いが、興味ある章から聴いてほしい。

 

目安:倍速で175分(一人でお出かけした聴き終わるくらい)

*ブックリスト部分、約45分部分を除く