前回の続き
あれから、時々考えたけれど。万人向けの良い答えは出なかった。
だから、このテーマに合ったマンガを紹介しておく。早い話が、困ったときはマンガに相談だ。
そのタイトルは
「東京大学物語」だ。
なぜこのマンガか、雑なあらすじとともに説明する。
〜あらすじ〜
北海道は函館に住む村上君は頭脳明晰成績優秀の東大志望の高校3年生。傍から見れば申し分のない男子だが、その実「人からどう見られているか」を第一にする他者依存な人間だ。そんな彼が水野遥という同級生の女の子に惚れ、そこから予測不可能なドタバタ劇が展開していく。
彼は水野遥かのハートを射止めることができるのか?そして「人からどう見られるか」を脱し、自分の意思で生きていくことができるのか。
とりあえずの内容はこんな感じ。まさにぴったりのテーマだ。しかし、テーマだけなら似ているものはなくはない。じゃあなんでこのマンガかって?
面白いからだよ。
こんな面白いマンガなかったよ。そして拗らせる原因になった漫画もなかったよ。本当に中学生の時このマンガに出会えて良かったと思ってる。この年になって読んでも多分当時程は響かないだろうし、影響されないと思う。いくつになってもきっと琴線に触れる箇所はある。それでもできれば早い内に読んで欲しい。
■オススメできない人
ただし、いくつか注意点はある。作者江川達也も言っているが、7割くらいエロだ。子供を対象に書いているわけではないし、性もテーマの一つだから仕方ない。だから過度な性的描写が苦手な人にはオススメできない。
それから文字量が多い、ひどい時には1ページ丸ごと細かい字で文字がビッシリ書かれていることもある。そういうところはストーリーに直接関係なかったりするので読み飛ばしてもいい。それでも全体的に文字数は多い。デスノート辺りを読み飛ばして楽しんだ読者には、同じ思いをさせるかもしれない。
そのうち江川達也氏について、まとめて書きたいと思っている。本当に大好きなマンガ家だけど、残念ながらリアルで彼のファンに会ったことがない。
それでは、最後に
*「東大」のとこに好きな言葉を入れてみてね