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蔵ログ

没頭できるものを求めて

就活に絶望する前に(上)

ライフハック 仮説・考察

新しい学年の就職活動が開始したとかするらしい。今回は就活(転職)に絶望しそうな、もしくはすでにしている人へ向けて書く。だからやる気満々のやるマン、簡単に自分を偽れる人、起業志向の人はここじゃない、ブラウザバックだ。

では、まずは結論から。

 

大手や人気企業を目指すから絶望するんだよ!拘らなければ生きやすくなるぞ!!

 

この結論に向かっって論を進めていく。多分長くなるから先にチャートで流れと要約書いとく。

 

Qなぜ就活に絶望するのか?

絶望する原因は、その面倒臭さからくる

面倒臭いのは、何をすればいいのかよくわからないし、報われないかもしれない準備にかかる負担がデカいから。

何をすればいいのかわからない原因は、就活における評価が他者依存で自己裁量の余地が無い様に感じるから(=就活に向けて準備したところで結局決めるのは他人でしょ、という事象におけるの自己の不在と無力感

Qなんでそんなことになっているのか?

人気企業に行きたがるから、人気企業は落とすための選考をしなくちゃいけない。

Qなんで人気企業行きたいの?仕事に何を求めているの。

だったら中小やベンチャーでもいいじゃん(採用のための選考)
職場環境は悪くないよ、でもブラックはダメだよ

 

就活はなぜ面倒くさいのか

新卒の就活は面倒臭い。そんなこと言わずに動け働け、と言われても面倒なものは面倒だ。あまりの面倒臭さに自身も絶望しちゃって動けなくなった。じゃあなんで就活は面倒かといえば「よく分かんない」からだ。よくわかんないってのは方法や準備の話じゃなくて、評価基準の話だ。準備でやることは大体わかる大方下の3つだ

 

・ESを書く

・SPI的なもの勉強する

・身だしなみや社会常識的なことを覚える

 

各々該当する書物でも読んでやり方を学べばいい、それも面倒っちゃ面倒だけど、何をやればいいか、どこまでやればいいかが明確になるぶん分かりやすい、動きやすい。

 

一方、評価基準はすんげー漠然としてる。企業が求めている人材なんて大手でも中小でも変わんなくて、

コミュニケーション力、協調性、リーダーリップ、行動力、独創性、決断力


大方こんなものだ。あとはそれぞれの職業に応じて専門力(部署や業務に○○力とつければわかりやすい)みたいなのが求めされるけど、新卒にはそこまでは求めない。


で、上に書いたことは別に覚える必要は全然なくて、要は企業がほしいのは「他者の気分を害することなく、稼ぐのに役立つ人材」ってことになる。でもそんな不躾なことは聞けないから「志望動機・自己PR」という形で聞いてくるのだ。だからこちらとしても「私は他者の気分を害することなく、御社が稼ぐのに役立つ人間です。」ってことを、この文言を使わずにアピールすればいい。そのハウツーは本屋に行けば答えがあるから適当に読めばいい(一応オススメは最後に載せておく)。

 

ES書くのは阿保らしいし、面倒だけど、自分にある要素を使ってこのアピールすればいいので、やればできなくはない。

 

が、しかし、

 

結局、最終的な可否は採用側のさじ加減、胸三寸で決まってしまう。どんなに必死にアピールしても、対峙した人間との相性が悪ければ決まらないのが就活の厄介なところだ。力の限りを尽くしてお天道様に判断されるならまだしも、少し年と立場が違うだけの基本的には同じ人間に、人生を左右するかもしれない判断をされるのは精神的に苦しいものがある。

 

と、ここら辺が就活が面倒臭くて絶望しがちな理由であろう。筋力や学力は適切にトレーニングすれば上がる。だから、事前に学力の要する公務員試験や難関資格を大学生が目指すのも分かる話だ。こっちのほうが目指すところが分かりやすい。

 

「準備の方向性はわかった、しかし最終的な判断が人の感情である以上、そこに労力をかけるのは嫌だ。」そうだとすれば、労力をかけないか、かけた分の見返りが期待できる就活をすればいいのだ。

 

人気企業はつらいよ

日本の就活を、注文しても料理を提供してくれないラーメン屋で例えて話題になったツイートがあった。

こう書きたくなる気持ちは分かるが、これは応募側の立場でしか見ていない。採用における候補者達はお客ではない(未来のお客かもはしれないけど)、一緒に働く人材を決めるのが選考だ。そこには、同じ時間を共有するリスクと毎月の給与を支払うリスクが発生する。

 

ラーメン屋のようなたとえ話にあえてするなら、採用側からすればこうだ。

 

家電量販店や服屋に欲しいモノを買いにいく、そこには色とりどり様々な商品が置かれていて各メーカーが必死にアピールしている。この商品を買えばこんなに素敵な生活がはじまりますよ。今年のトレンドはこれですよ。できれば色々な種類がほしいけど、もともと欲しいモノのイメージは決まっているし、全てを買えるだけの資金も物理的余裕もない。そこで、その他大勢を切り捨てて特に良さそうなモノを購入する。これが人気企業の採用から見た就活だ。

 

人気企業には残念ながら沢山の応募がある。だからどうしても落とすための選考をしなくちゃいけない。落とすために、煩雑なESを提出するよう命じ、履歴書を手書きにさせ、同年代の候補者達と自己アピール合戦を強い、志望動機を吐露させ、何重もの面接を課す。ここまで読んで気づいてほしい、

 

就活の面倒臭いは「落とすための選考」に参加していることからくるんだよ!!

 

だったら戦術決まってくる。競争のない(少ない)ところで頑張ればいい。

もう一度言うよ、競争のないところで頑張ればいい。

 

これだけで全然負担が変わってくる。もう煩わしいESを書く必要はない、履歴書はPCで作って印刷してしまえ、候補者は多くて数十名だ、志望動機は大して突っ込まれない、面接も12回で終わる。このこれまでと比べれば楽園のような就活環境になる。

 

いうて採用側も人が欲しくて募集している。働いてほしい、働きたい、そこに需要と供給はある。バランスさえ間違えなけれな、難しい話しではないのだ。

 

「いやいや待て待て、自分は大企業や人気企業じゃなきゃ嫌だ!」といいう人もいるだろう。では、なぜ大企業や人気企業に行きたがっているのか、今一度考えてみよう。

 

つづく…

 

番外編 志望動機という壁

既にすこし触れたが、僕自身はこの「志望動機」が一番苦しかった。働く際に、誰とどんな風に働くかには興味あったけど、企業とか組織に拘りなんてなかった。「まぁ、金とか生活のためだよね」ってのが大方本音だけど、それ言っても相手を説得はできない。プッシーの前には愛を囁かなければならない。簡単に嘘がつけるならいいけど、正直が美徳の伝統的価値観を刷り込まれた人間は、本音を言えない苦しい立場に追いやられる。

で、嘘をつかずにこれを回避する方法は大きく3つあって

 

・微妙に話題を逸らす

・志望動機が必要のない就活をする

・好きを仕事にする

 

この3つだ。微妙に話題を逸らすってのは志望動機を自己PRに変える方法だ。先に書いた通り企業が欲しいのは稼ぐに役立つ人材なので、そっちに話題を変えてしまうのだ。そこら辺はこの本に詳しい

ロジカル面接術 2018年基本編

ロジカル面接術 2018年基本編

 

 色んな就活本を読んだが、この本が一番しっくりきた。最後の方は大手志望者向けの内容になっているので「うっせ」と言って破り捨ててしまおう。内容は新卒向けだが、「稼ぐに役立つか」という視点は転職にも使える。自身も転職経験があるが、転職市場では即戦力が求められる分、こういった考え方が特に有効だ。

(内容は大きく変わってない様なので、過去のを中古で買ってもいい。大した投資ではないので最新版に越したことはないと思うが)

 

2つ目の志望動機が必要ない就活は、人材が足りてない企業へ応募することだ。中小やベンチャーにはなってしまうが、優良な中小やベンチャーは多い。人材が足りてない会社の選考では、使えるか使えないかの2択で使える側に入ればいいのだ。それは人気企業時の様な相対比較ではなく、あなたを見ての絶対評価だ。変なことを言わない位の気持ちで志望動機を用意すればいい。

 

3つ目の好きを仕事にするは、本音を言って受かる戦略だ。好きなものに好きなりの理由があって何かしら語れるのであれば、そこからキモイく無い様に志望動機を言えばいい。何1つ嘘をつく必要はない、思いの丈を述べればいい。ただし、民間企業は利益出してナンボなので、「稼ぐに役立つ」の視点は忘れない様に。会社はあなたの遊び場でも、成長のための場所でも、残念ながらない。

 

好きを仕事にしない方がいい、みたいな言説があるが信じてはいけない。語れる好きなものがあれば、それを仕事にした方がいいに決まっている。嫌いなことは金も貰ってもやりたくないものだ。