蔵ログ

没頭できることを求めて

#19 人は如何に老いるべきか

人は老いる。避けたい事実ではあるが、争うことはできない。外科整形をしようがボツリヌス菌を注入しようが、ロイヤルゼリーコエンザイムQ10を摂取しようが、人は老いる。これは肉体だけの話ではない。人は精神的にも老いる。

無邪気な子供のように、目にする全てに興味を持つことはできない、同じ頃を興味のままに繰り返すこともできない。さらに子供のように社会的に必要ともされない。

子供は未来である。子供が成長して大人になる。しかし、老いた人はずっと老いた人だ。社会保障を圧迫する、医療費を費やす、下の世代に負担を強いる、そんなイメージもつきまとう。

老いた人間は価値がないのか?老い先短い命に意味はないのか?そんな事をテーマに話し合った会です。

…なんて書くと全く面白くないけど(笑)忘れちゃいけないのは、いずれ僕らも老いる、だから老いについて考えることは「今をどう生きるか」について考えることに繋がる。

まずは気軽に聞いてみて、普段考えない考えのきっかけにしてみて下さい( ˘ω˘ )


没頭キャスト#19 現代における高齢者の価値とは

 

■編集後記

老いについての話をすると、価値観や人生観の話になりがちなので、もう少しテーマを絞ったり、前提を設定する必要があると思いました。今回の話では、少なくとも周りから必要とされる人になるにはどうするか?という問いのヒントは出たかなと思います。

繰り返しになりますが、人は老います、それは避けられません。そうであれば、その事実に目を背けるのではなく、きちんと向き合い、より良く老いる事を考えるのもいいと思います。是非御一考下さい。

 

・今回のオススメ図書

知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)

知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)

 

難関大学の生協で必ず売ってる「思考の整理学」の著者、外山氏が書いた本。とはいえ難しい話はない。若造が老いについて語るより、齢90オーバーな人の話の方が説得力は間違いなくあるよね…(−_−;)

これに限らず最近は老いについての著書が充実している(さすが超高齢社会日本)ので、気に入った本を探してみるのも面白いかと。

 

 ・今回のオススメの映画 

スターウォーズのオビ・ワンことユアン・マクレガーが、病床の父を思い、彼のお伽話のような若き日の思い出を検証する話。描かれる映像の美しさもさる事ながら、人生についても考えられる一本です。

グラン・トリノ (字幕版)
 

名優イーストウッドが監督で主演の作品。古き良き(っていうか古すぎ)アメリカの体現者である主人公と、モン族の少年の交流の話。老境に入り、すっかり余生モードになった主人公は、日常や自分の人生について何を考えるのか?そして、次の世代に何を残すのか?

イースドウッドを知ってても知らなくても必見の1作。