どうもTOEIC大好き智蔵です。
先日本屋の英語コーナーを歩いていたら読解特急の新刊を見つけました!
なんとあの読解特急の新刊が出ていました。
名前は「読解特急3 長めの記事編」。
よくわからんサブタイトルですが、発売されたのは2022年7月7日。まだ新しいです。
実はこの読解特急3は改訂版です。
旧版は2011年に発売された「読解特急3 上級編」。
読解特急シリーズの中での異質な本で、個人的にも長いお付き合いをしたお気に入りの本でもあります。
しかし、その特徴ゆえに使用者を選び、評価が分かれた本でもあります。
今回は改訂を記念して、読解特急3の特徴やオススメの使い方を紹介します。
読解特急3の基本構成
読解特急は300~400語の英文が20個収録されています。
平均を350語と考えると(350語×20英文で)7000語以上の英文を読むことになります。
旧版と新版の違い
旧版と新版両方とも収録英文は20ですが、新版になり5個入れ替わっています。
また、TOEICの新形式に対応して、文挿入問題(次の英文が入るのは1~4のどこでしょう?的なやつ)が加えられました。
20個中5個の英文が変わってので大きくは1/4(25%)が変わり、それに文挿入問題が新たに加わったことを考えると、旧版と比べてざっくり30%変わった感じです。
これを大きいととるか小さいととるかはそれぞれですが、旧版のファンであれば新規購入はアリかなと思います。
読解特急3の特徴
読解特急3の最大特徴はTOEICらしくない英文です。
TOEICは純粋な英語力を測るため、架空の人、架空の企業が登場します。
しかし読解特急3で登場するのは実在の人、実在の企業です。
WindowsやApple、アラブ首長国連邦の国際空港など、どこかで見聞きした名前から全く知らないものまで、架空ではなく事実が書かれた英文が収録されています。
TOEICの英文を読んでるというより大学受験の英文を読んでいる感覚に近いです。
TOEIC対策という意味では、特に意識されているのがパート7の記事問題です。
あの独特の感じが苦手は人には良い対策本となり得ます。
読解特急3をオススメしたい人
ではこの特徴がオススメできる人はどんな人か?
それは、TOEICのビジネス文章に飽きてる人です。
やれ、コピー機が壊れた、搭乗する飛行機が遅れてる、会議の詳細を確認したい、昨年の売り上げを分析しよう、などなど。TOEIC英文に食傷気味の人です。
- もっと意味のある英文が読みたい!
- 明日使える小ネタを知りたい!
- TOEICのために英語勉強してるわけじゃない!
こんな人にはオススメです。
ぶっちゃけTOEICの点数を上げるだけなら、本番に近い英文を読んだ方が慣れの効果で点数上がります。
純粋に読解の点数を上げたいだけ人は読解特急1やサラリーマン特急のリーディング編がオススメです。
読解特急3を使うのにオススメの英語力
旧版が「上級編」と銘打っていただけに、初学者にはオススメできません。
使用推奨レベルは中級者、TOEIC650~800点の人にオススメです。
逆に、余裕で800点超える人にはやや物足りないレベルです。
「上級編」の名前をやめて「長めの記事編」にした理由もそこらへんな気がします。
結論とまとめ
というわけで今回のまとめです。
TOEIC読解特急3「上級編」は改訂版「長めの記事編」になって30%ぐらい内容が変わった!
これをオススメできるのは、TOEIC650~800点の中級者で、TOEICのビシネス英文に飽きてもっと内容のある英文でトレーニングしたい人!
こんなTOEIC関連記事も書いています。併せてどうぞ。