そんなわけで今回は英検の勉強方について。前回言及した通り、最低限の対策の提案です。
1次試験は①文法語彙、②読解、③リスニング、④英作文の大問4問で構成されているので、それを軸に。例によって最小の労力、使う本は3冊のみ。
■英検2級勉強法
まず、英検2級のレベルは「高校卒業程度」、これだと抽象的で分かり難いけど、要はセンター試験高得点レベル。だから高校の勉強を真面目にできてた人は、特に対策しなくていい。学校で配布された単語帳を使い、文法問題集を使い、過去問で演習でいい。これで2級までいける。
準2級に合格したい人も同じ方法で大丈夫。
それに反抗したい、もしくは既卒の人へは下記へすすむ。
■単語
単語の覚える作業は地味だから、少しでもポップな方がいいと思う。まぁ旺文社のパス単でもどっちでもいい。本屋で比べて好きな方を選べばいい。
■文法
文法はネクステや英頻でもいいけど、1000問は多すぎる。多すぎて困ることはないけど、 継続が困難になる。その点この問題集は300問程度でレベルも適当、こっちでも代用品にはなる。
■読解・英作文・リスニング
【CD2枚付】2016-2017年対応 短期完成 英検2級3回過去問集 (旺文社英検書)
- 作者: 旺文社
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2016/09/06
- メディア: 単行本
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過去問は旺文社のでもいいけど、個人的には成美堂の方がデザインとか使い心地が良かった。ただ、残念なことに成美堂は2級までしか過去問出してない、準1級以上は旺文社にお世話になるしかない。それから旺文社の過去問には過去6回があるが、正直6回も解くのはしんどい、最新3回分解いて形式だけ確認して、残りはせっせと単語・文法・シャドーイングを繰り返した方が合格は近づく。
・読解
読解は過去問で演習。別に何周したっていい、問題解答覚えても、英文を円でいてすぐに訳が出てくるぐらい何度も音読してほしい。
普通に解く→もう1回解く→音読→繰返す、こんな感じ。音読大事!
・英作文
これまで英検2級の英作文は整序問題だったが、本格的な英作文に変わった。キチンと対策したい人別途案内するが、取り敢えず英検対策がしたいなら過去問の模範解答を覚えるとこからだ。意見の表明、そのサポート文の作り方を過去問からパクってほしい。
キチンと対策したい人へおすすめの参考書は最後に載せておく。
・リスニング
リスニングも過去問で。
①過去問解く→②解き直す→③繰返す→④飽きる→⑤シャドーニングに切り替える→⑥飽きる→⑦例文暗記する→⑧暗唱できるようになる、これが理想。
総合的な英語力をつけるなら「⑤シャドーニング」まで、合格だけが目標なら「③繰返す」までやってほしい。
・2次面接
上記の過去問に2次の過去問も載ってる、それを見つつ意見を表明する構文を暗唱できるように練習する。I think that構文とかIt is形容詞for人toV構文とか使いやすくていい。
実際の面接試験では思い出す余裕はないから、口から勝手に言葉が出てくるまで練習する必要はある。それが出来れば、あとは微妙に単語を変えるだけでいい。
ふつーに英会話できるようになりたひとは↓瞬間英作文を。
*2級の合格証明書
■英作文対策
英作文をキチンと対策した人にはこの参考書がオススメだ。ポイントとして、この1冊で英作文の基本から自由英作文まで対策できる。入口は低く、最終的な到達点は高く。
ある程度英作文の練習をした人には物足りないかもしれないが、全く英作文の勉強をしたことない人には、是非ともオススメしたい1冊である。
次回、準1級勉強法