「よっこいしょういち」という表現があります。
よっこいしょ、と言った時に何気なく出てしまうアノ表現です。ふと、コレって英語で何と言うのだろう?と思って調べたことはありましたが、軽くググっても出てきませんでした。
表現は結論から言うと、日本語とニュアンス込みで同じ表現はありませんでしたが、たまたまアニメを相当する表現らしき物に出会ったのでご紹介したいと思います。
よっこいしょういちとは
日本語のニュアンスを汲み取る前に、「よっこいしょういち」という表現自体よく知らない方もいると思うので、まずはそこから説明します。
「よっこいしょういち」は「よっこいしょ」の掛け声と、日本陸軍横井庄一(よこいしょういち)軍曹と掛け合わせの表現で、昭和50年代(1970年代後半〜80年代前半)に流行した表現です。
現在では古いオヤジギャクとなってしまいましたが、アニメ「らき☆すた」の柊つかさが発するなど、様々な作品で度々見かける表現です。
ちなみに横井庄一さんは、太平洋戦争の終戦に気づかず、その後実に28年間もグアムで隠れながら生活していた方です。1972年に地元民に発見され帰国、その際「恥ずかしながら帰って参りました」のセリフが流行語になるなど、時の人となりました。
掛け声+人名の表現で、特に意味のない言葉遊び的な表現だということがわかります。
答えは映像研にあった
さて、いよいよ本題です。「よっこいしょういち」相当する表現は、2020年2月現在NHKで放送中のアニメ「映像研には手を出すな」で出てきました。
第7話18分30秒頃、水崎ツバメが寝ている浅草みどりを「よっこいしょういち」といいながら担ぐシーンがあります。字幕を付けると上記のように「Upsy-daisy」と表現されています。
似た表現で
oopsie-daisy
whoopsie-daisy
などあるみたいで、基本的な意味としては「あらあら」「おっとっと」的な感じらしいですが、Upsy-daisyは子供を起こす時にも使うみたいです。
upsy、oopsie、whoopsie、はup、oops、whoop、の派生語だと推測できますが、daisyはかなり謎です。調べた限りでは特に意味はないっぽいです。
いずれにしても掛け声+daisyで、「よっこいしょういち」かなりニュアンスが近いことが分かります。
もし英語に堪能な方で「よっこいしょういち」に相当する表現を知っている方がいたら是非教えて下さい。お待ちしております。
本日はここまで。