衝撃的なニュースが飛び込んできた。リクルートが運営するブライダル総研の恋愛観調査によると、20〜40代男性の実に80%が彼女がいないという。
引用：http://bridal-souken.net/data/ra/renaikan2014_release.pdf
さらに興味深いのは、20代であろうと30・40代であろうと、その割合はあまり変わらず、恋人がいない割合は全体として常に80%に保たれている点だ。
20代男性の40％が彼女いたことすらない
20代といえば青春時代も真っ盛り、最も恋やロマンスをすべき世代のはずだ。しかし調査結果によると、恋人がいない20代男性はなんと80%も存在し、しかもその内の半分は生涯一度も恋人がいたことがないと…。
不幸はまだ続きます。そんな彼らも恋人を欲しているのです。
次のグラフを見て下さい。これは「現在恋人がいない人で、恋人を欲している人」の割合です。
余裕で過半数。60%以上の人が恋人がおらず恋人を欲して実情が伺えます。
肌感覚としてわからなくはないですが、改めて数字にするとショッキングな内容です。
市場の原理から考えると、需要と供給は自然と一致するはずです。しかし悲しいかな、こと恋愛市場では、このミスマッチは自然には解消されません。
多くのパートナーがいない男性が欲しているにも関わらず、その需要は自然には満たされない。（そりゃあみんなペアーズやクロスミーみたいなマッチングアプリ使うよね）
ここまでをまとめましょう。
20〜40代未婚男性の80％は恋人がいない。そして、そのうち60％以上の人が恋人を欲しいと思っている！
女性の35％に彼氏がいる矛盾
さらに衝撃的だったのが、同調査の女性側の結果である。女性側の結果を見ると20代で恋人がいる割合は40%、30代で恋人がいる割合は30%、40代で恋人がいる割合は25%、すなわち全体を通して未婚女性のうち35%の女性は恋人がいる計算なのだ。
…
……
男子は20％なんですけど！！
これは何かがおかしい。同じ未婚の男女調査対象にしているにもかかわらず、男性の恋人がいる割合は20%、女子の恋人がいる割合は35%。ここに存在するはずのない15%の差が生じているのだ。
いや、欺瞞や建前は止めよう。
そうだ、一部の男子は複数の女子と付き合っている。
既婚者だけど恋人や愛人がいる人もいる。
そう、そいつらはクソだ。
……
でもしょうがない！
クソ野郎どもは、魅力的だからね！！
「あのクソ野郎のどこがいいんだ！？」
あなたがどれだけ思っても、その言葉は彼女に届かない。
恋は盲目だ。
経済用語を借りれば、それが市場の選択なのだ。
資本主義の世において、市場の選択ほど重視されるものはない。
恋愛クソだが役に立つ
改めて言おう、恋愛はクソであると。
そして言い換えよう。
恋愛はクソ死に覚えゲー＊である。
世の中には死に覚えゲーと呼ばれるゲームがある（アイワナやthe Immortalなど）。なんども間違え、失敗し、死亡することを前提としたバランスのゲーム。
何度も何度もリトライしながら正解らしき行動を体で覚えていく。
恋愛もそんなゲームと同じと捉えてみてはどうだろうか。
それにクソ要素が追加されただけだ。
ただ、その前提に立った時に初めて見える世界がある。
恋愛はクソだ。それは認めよう。だが一定の法則がある。
つまり攻略方法はあるのだ。
このゲームをいかに攻略すべきか。
これから、少し考えていきたい。
今回の図表は全てリクルートブライダル総研が実施した「恋愛観調査2014」の調査結果より引用しました。http://bridal-souken.net/data/ra/renaikan2014_release.pdf
