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【2019】劇場公開映画ランキング

2019年に日本で劇場公開された作品の個人的感想と総評。普通は年末にやるけど、年末だと忘れちゃうので随時更新。星の目安は以下の通り。

  1. ☆:二度と見るか!
  2. ☆☆:面白くない!
  3. ☆☆☆:それなりに楽しめた
  4. ☆☆☆☆:面白い!
  5. ☆☆☆☆☆:もう一回観たい!

 

 

ミスター・ガラス☆☆

ミスター・ガラス (字幕版)

ミスター・ガラス (字幕版)

 

僕らがM・ナイト・シャマラン監督の作品。

2000年のアンブレイカブル、2016年のスプリットからなる3部作完結編。

超能力を持つヒーローは本当に存在するのか、それとも単なる妄想狂なのか、といったテーマ。

正直好きなテーマだし過去2作品も視聴済みだけど、演出というか見せ方で、少々眠くなる作品でした。

キャストは全員主役級ですごい豪華。 

アンブレイカブル(字幕版)

アンブレイカブル(字幕版)

 
スプリット (字幕版)

スプリット (字幕版)

 

 

アクアマン☆☆☆

アクアマン(字幕版)

アクアマン(字幕版)

 

 DCコミックのヒーロー、アクアマン主役の映画。時系列的にはジェスティスリーグの後の話。

 決して悪い作品じゃないんだけど、ストーリーが全て予想通りというか、意外な展開は起こらなかったので、対象に自分は入っていなかったんだと思う。

ジャスティスリーグは楽しめました。

ジャスティス・リーグ(字幕版)
 

 

幼女戦記☆☆☆

見た目は幼女、中身はオッサン、その名はターニャ・デグレチャフ少佐。

基本的には異世界転生無双モノなんだけど、歴史考察や世界観の構成がしっかりしていて、見ていてストレスが少ない。 

劇場版はアニメ版の続きなので、アニメ版の視聴が前提になっている。音がすごくよかったです。

 

ファースト・マン☆☆☆☆

ファースト・マン (字幕版)

ファースト・マン (字幕版)

 

ララランドの監督、そして主演が再集合した作品。

文学性の高く万人受けはしない作品で、ララランドを期待するとヤケドすることになります。

ただ、月と死がテーマだと思えば楽しめますし、アメリカの宇宙史をかじったことがあっても楽しめます。鑑賞直後に書いたこちら↓の記事を参考に、是非ご鑑賞下さい。

 

移動都市/モータル・エンジン☆☆☆

都市が移動する、都市同士が物理的に戦う、設定だけ聞けばすごく面白そうだし、事実初めて予告を観たときはテンションが上がった。

...が、想像したほど面白くはなく、世間的な盛り上がりもほぼ皆無だった。

世界観はマッドマックスを少し子供向けにした感じ。だったらマッドなマックスを観た方がいい。

 

スパイダーマン: スパイダーバース☆☆☆☆☆

何度目かわからないスパイダーマンのリブート作品。スパイダーマンが既に存在している(そして活躍している)世界から物語は始まる。

特筆すべきは、複数世界のスパイダーマンが集結するという荒唐無稽な設定、そしてマンガをアニメ化することにおける全く新しい演出方法。これは一見の価値あり。

マンガ大国として、日本からこういう演出が生まれてもおかしくなかった。悔しいくらいよくできた作品。

情報量がおおいので、初見は吹替で観た方がいいかも。

  

運び屋☆☆☆☆

運び屋(吹替版)

運び屋(吹替版)

 

巨匠クリントンイーストウッド監督の最新作。善良サイコパスおじちゃんのドラック運搬漫遊記。 

笑っていいのかわからない、シリアスジョーク盛りだくさん!ポロリもあるよ!

 

アベンジャーズ/エンドゲーム☆☆☆☆☆

MUC(マーベル・シネマティック・ユニバース)の10年間の集大成。

初めてアイアンマンを観た時大学生だった私も、この10年で中堅サラリーマンになりました。

長きあいだ戦い続けたヒーロー達に、ただただ賞賛を送りたい。ありがとうアイアンマン、ありがとうマーベル・シネマティック・ユニバース

どこから観ていいからわからないかもしれないけど、少なくともエンドゲームを見る前にインフィニティーウォーは観てね。

 

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ☆☆☆☆

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)

 

東宝が産んだ大人気モンスター、ゴジラ。そのハリウッド版最新作。

こちらも観た直後に賞賛系感想はこちら。

鑑賞するかどうかは、この↓テーマソング聴いて少しでもテンション上がればgoです。 ソイヤ!ソリャ!ソリャ!ソリャ! 


 

海獣の子供☆☆☆

映画「海獣の子供」ARTBOOK

映画「海獣の子供」ARTBOOK

 

大学生の時にマンガ版を読んでいたので、約10年の時を経て鑑賞。

当時は響いたセリフも、今となっては何も届かなくなってしまった。悲しい。

一言でいうと、ツッコミ不在で皆んなが言いたい放題。誰か一人でもいいからツッコンでくれ〜〜!!

テーマは嫌いじゃないけど、それと面白さは必ずしも比例しない好例。漫画よりは格段に見やすいし映像は綺麗なので、映画版の方がオススメ。

海獣の子供(1) (IKKI COMIX)

海獣の子供(1) (IKKI COMIX)

 

 

X-MEN: ダーク・フェニックス☆☆☆

ファーストジェネレーション、フューチャー&パスト、アポカリプスに続く大人気シリーズの4作目。にも関わらず、世間で全く話題にならなかった作品。 

何が悪かったのか考えても、特に悪い部分はなかった。キャストもすごい、アクションも演出もぜーんぶすごい。

しかし、何も残らない、結末すら覚えていない、考えうるXメンから何一つはみ出さなかった作品

個人的にはファーストジェネレーション推しです。

  

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム☆☆☆☆

面白かったし、楽しかったんだけど、途中でオチに気がついてしまった作品。

実写スパイダーマンはこれまで3作品ある。

そしてジョン・ワッツ監督トム・ホライド主演の今作。今作は青春映画の色が強く、3つの中では一番雰囲気が好きな作品だ。いつ何度でも楽しめる親さがある。

最近のニュースでソニーとディズニーが交渉決裂して、アイアンマンやキャプテン・アメリカといった他のマーベルキャラクターたちとの共演は今後これ以上叶いそうにない。

ただ、トムがソニーと契約を切ったわけではないため、引き続きトム演じるスパーダーマンの作品が制作される可能性は残っている。

スパイダーマン (字幕版)
 

 

トイ・ストーリー4☆☆☆☆☆

トイ・ストーリー4 (オリジナル・サウンドトラック)

トイ・ストーリー4 (オリジナル・サウンドトラック)

 

 おなじみピクサーの大人気シリーズ。第3部があまりにも綺麗に終わったので蛇足と言われた一作。

日本では賛否両論だったけど、世界的には絶賛された。おもちゃとは何か?おもちゃにおける自由意志は肯定されうるものか?という非常にデリケートな問題を扱いながら、それらを全く考えなくても楽しめる。

哲学者バリの頭脳を持ち、超一級のエンターテイメント作品を作るピクサーは、現代の奇跡の一つだと思う。思わず六本木のピクサー展行っちゃったよ。

 

天気の子☆☆☆

興行収入100億円を超えて国内興行ランキングTOP10入りした作品(2019年8月23日現在)。

同監督の「君の名は」とどちらが好きかと問われれば、どっこいどっこい。よくよく見れば解釈の余地があって鑑賞後も楽しめるのは共通。

新海監督の眼に映る東京はあまりにも美しく、それだけでも観る価値がある。東京に住んでて、夏に観るなら是非ご鑑賞をオススメします。

 

暫定TOP3

トイ・ストーリー4

アベンジャーズ/エンドゲーム

スパイダーマン: スパイダーバース

トイ・ストーリー4 (オリジナル・サウンドトラック)【Amazon.co.jp限定】アベンジャーズ/エンドゲーム (吹替版)【ポストカード5種付(要申込)】スパイダーマン:スパイダーバース (字幕版)