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2019年に読んだオススメ漫画

*2019年に読んだ漫画を順次紹介してます。2019年から連載スタートした漫画とは限りませんが、少なくとも年内に新刊が出た漫画です。

また、少なくとも以下のどれかに該当した漫画、

  • 時間を忘れて読んだ
  • 漫画サイコー!って心で叫んだ
  • 漫画のある国に生まれて良かった...!って思った

つまり、そこそこ〜全力でオススメできる漫画のみ紹介します。

 

ブルーピリオド オススメ度:☆☆☆☆

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)ブルーピリオド(2) (アフタヌーンコミックス)ブルーピリオド(3) (アフタヌーンコミックス)ブルーピリオド(4) (アフタヌーンコミックス)

 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す! 

美大(の中でも特に東京藝大)を目指す高校生の受験青春モノ。美大受験についてはあまり明るくないが、これを読むことでなんとなく分かった気になれる。実に爽やかでストレートに美しい。読んでて気持ちが良い作品だ。

美大受験モノが読みたければ、かくかくしかじかアリエネをオススメしておく。

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

不滅のあなたへ オススメ度:☆☆☆☆☆

不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)不滅のあなたへ(2) (週刊少年マガジンコミックス)不滅のあなたへ(3) (週刊少年マガジンコミックス)

何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。

やられた、完全にノーマーク。2019年でぶっちぎり1位。なんで今まで読んでなかったか謎。そんぐらい時間を忘れて読んだ。とにかく面白い。

不死の存在を描くことで「生」を描くことは珍しいことじゃない。加えて可愛さや愛着をこの作品は持っている。

群像劇な感じで登場人物は多い、最初はチョイ役かと思った人が後々意外に良い味を出し始めたりする。

キャラクターが多いにも関わらず、各々のキャラクターが印象深く記憶に残るので混乱すること忘れたりすることもない。そして、その体験ことが主人公と同じ感覚を追体験することになっている。

これは数年以内にアニメ化するぞ...!!

公式で最初の方は結構読めるので、暇つぶしだと思ってご一読をオススメしたい。

不滅のあなたへ - 大今良時 / 【第1話】最後のひとり | マガジンポケット
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113164 

 

昭和天皇物語  オススメ度:☆☆☆☆

昭和天皇物語(3) (ビッグコミックス)昭和天皇物語(1) (ビッグコミックス)昭和天皇物語(2) (ビッグコミックス)

祖父は明治天皇、父は大正天皇。神として国を背負い、世界で最も大きな戦争を経験し、人としてその生涯を終えた昭和天皇裕仁。生まれた時から名字はなく、友人も同僚もなく、その立場から降りることもできず、国家そのものであり続けた巨人。使命を帯びた人々や、思惑を持った者たちに囲まれ、彼の人は何に喜び、涙し、怒り震えたのか。圧倒的な人間ドラマを大胆な解釈で描く超話題作!!

内容が面白いことは言うまでもないが、何が凄いって、描く対象が攻め過ぎている。

天皇と言えば日本3大タブーに入るテーマで、どう描いても誰かから文句が飛んでる。何より昭和天皇を描くことは、いずれ平成天皇を描くことに繋がる。

令和になり上皇になったとはいえ、彼の御仁は御健在だ。何事もなく書き進めてほしい。