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没頭できることを求めて

倫理政治経済の理解に役立つ漫画や書籍

こんにちは智蔵(@tm0z0)です。昨日は受験科目で倫理政治経済を選択する意義の話をしました。

センターで倫理政治経済を選択する意味と勉強法

 

今日は倫理政治経済を学ぶ上で補助線となるエンタメ漫画の紹介です。

堅苦しい勉強に堅苦しい漫画を追加しても面白くないので、あくまでエンタメ重視でサクッと読める内容であることを優先しています。

 

 

政治編

 

クニミツの政

サイコメトラーEIJIで有名な朝基まさし先生が書いた地方政治を描いた漫画、基本的にはギャグ漫画で時々真面目なシーンが入るバランス。

日本の政治マジで終わってんな!って思うけど、さすが創作作品で希望も見せてくれる。地方政治を学ぶには良い漫画。

 

 沈黙の艦隊

 1900年代の政治史を学ぶならかわぐちかいじ先生の漫画で大体事足りる。クニミツの政と比べると大分シリアスな漫画だけど、しっかりドラマがあるので飽きずに読むことができる。

同じ作者のジパングも教材としてgood。

 

経済編

 

インベスターZ

インベスターZ(1) (コルク)

インベスターZ(1) (コルク)

 

ドラゴン桜でもお馴染みの三田先生の作品。超進学校に入学した中学1年生の主人公が謎の投資クラブに入る話。株式投資の話がメインだけど、そこから経済の仕組みや成り立ちも学ぶこともできる。

進学校特有の、めちゃめちゃ勉強できる奴らが、勉強余裕でこなした上で課外活動に興じる感じもいい。そう、勉強なんて余裕なのだ。

 

 マネーの拳

マネーの拳(1) (ビッグコミックス)
 

同じ三田先生の作品だが、こちらは経済というより経営がメインの話。インベスターZが投資家としての経済の見方だとすれば、こちらは経営者から見た経済という感じだ。

全11巻なのでサクッと読み終わることができる。

 

倫理

ここから今は倫理です。

テーマがわかりやすくどストレートなんだけど、倫理の題材を扱った珍しい漫画。内容は学園モノで、基本プロットとは生徒の悩みを先生が解決して行く流れになる。

倫理に出てくる人物や概念が引用されるので、ここで出て来た用語を前回紹介した参考書で調べ直すのがオススメだ。互い補完されて良い相乗効果が期待できる。

 

完全教祖マニュアル 

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

 

少し変わり種だが、こちらも紹介しよう。この本はタイトルズバリ「教祖になるための手引書」だ。そしてこの手の本としてはびっくりするほど読みやすい

教祖になるためには宗教について知らなければならない、宗教について知るためには宗教史や宗教間の関係を知らなければならない。こうした教祖になるために必要な要件を学びつつ、各宗教や思想家についても学ぶことができる。

将来自分が教祖になりたいと思った時もマニュアル本として再度活用でき、宗教に内在する普遍性や問題点に気がつくことで変な宗教の洗脳から身を守ることもできる。まさに一石四鳥の本だ。

時代が代わり、文明化しても、どんなに工業が発達しても、依然として宗教はあり続ける。なぜならそこに人間、ホモ・サピエンスの本質があるからなのだ。

ちなみに共著者の架神氏は漫画戦闘破壊学園ダンゲロスの原作者でもある。

 

本日は以上です!