NPOという言葉は聞いた事があると思います。その意味が”非営利組織”ということも、もしかしたら知っているかもしれません。しかし、その実態を知っているかと聞かれると、正直微妙な人が大半だと思います。
そんなわけで、今回は鳥取県で活動している非営利組織、”学生人材バンク”の代表である中川玄洋さんにお話を伺いました!
話の冒頭で「非営利組織って善人面してるけど、本当にそうなの??」という疑問をぶつけています。是非続きを聞いてみて下さい。
◾️メインテーマ
#1:30 NPO法人のイメージ
#3:50 鳥取大学在学中に団体を設立したキッカケ
#5:35 なぜNPOという法人格にしたのか?
#6:50 法人化にあたってのあれこれ
#8:15 売り上げや資金繰りについて
#9:40 普段どんな仕事や活動をしているのか
#11:50 活動して見てきた変化
#13:40 県庁やめてNPOで働き始めたキッカケと「若者会議」
#15:30 若者を欲しがらない集落があるらしい
#16:25 「地元ヤバい」の源泉
#19:55 地方は本当に「地域活性化」をしたいと思っているのか?
#23:20 代表の見た鳥取この15年
#25:05 NPOの事業をどうやって増やしてきたか
#28:25 把握しておかなきゃいけないおじさん3パターン
#29:40 「都会か地方か論争」の結論
#31:10 楢山節考*後期高齢者という拷問上映会
#34:25 NPOにしたメリット・デメリット
#37:25 NPOの価値観
#38:35 都市部の人から見た地方移住
#42:55 地域おこし協力隊のリアルなとこ
編集後記
地方創生という言葉や、メディア上で言われている事は知っていても、中々その実態をつかむのは難しいと思います。そんな中、少し俯瞰的な立場から地方と呼ばれる地域で活動している方の「生」の声は、これ以上ない説得力を持っていました。
大学生の時、地方創生について考えてみた時に「彼らは本気で地元を盛り上げたいと思っているのだろうか?」という疑問を持った。地元を盛り上げるには膨大なエネルギーが必要となる。果たして、そんなエネルギーを持っている人が地元に留まるものだろうか?地方創生なんて騒いでいるのは都会だけなんじゃないか?方から東京に上京した一個人として、地方の現状に肯定的な思いを抱くことはなかなか難しかった。
東京を含め、都市は良いことばかりじゃない。それでも順調に人口は増えている。多くの人が都市を目指し、結果、人口過密で苦しい思いをする。都会の生活に疲れた人は、一度地方も考慮していいのではないか?但し、決してそれはユートピアなんかじゃなくて、少なくとも都会よりは自己承認のハードルが低い場所、それぐらいの覚悟は必要かもしれない。
学生人材バンクはこちら↓
今回のオススメ本
地域おこし協力隊 : 地域おこし協力隊と地域が共鳴し、感動を共にできる地域。きっとそんな地域はいつまでも元気なんだと思います
- 作者: 秋吉直樹
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