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没頭できることを求めて

やる気を出すための本も読めない人、へもオススメな2冊

やる気、出ない時ありますね。わかっちゃいるけど動けないことありますね。

そんなやる気が出ない時にオススメの本2冊紹介。その前にまず、やる気自制心系で最近売れた本といえばこれ。(今年文庫化もされた)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

めちゃめちゃ売れたみたいなので読んだ人も多いかもしれない。この本を初めて読んだ時の素直な感想は、なんか読みにくい

結果、あんまり頭に入ってこない。文化の違いか、翻訳のせいかわかんないけど、読みにくい。例えが多い、結論が遅い。悪い本じゃないんだけど、そういう意味で若干評価され過ぎた本だと思う。

今回紹介するのは、同じ思いをした人には特にオススメ。言ってることは同じ、かつ、より読みやすいだからだ。


■1冊目

やる気を出すためには、やる気のメカニズムを知る必要がある。そもそもやる気って何って話。

電気の法則が分かって電気が扱えたように、重力の法則が分かれば重力が操れるように、やる気のメカニズムが分かればやる気も自在に使える。その理解が捗るのがこれ。

一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方

一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方

 

タイトルと表紙は結構胡散臭い、ところが意外と良い(流石に一瞬は言い過ぎだけど)。

ポイントは自分の脳を他者として捉えるところだ。言うまでもでもないけど、やる気は脳が操っている、じゃあ脳と上手く付き合えれば、やる気とも上手く付き合える。脳と上手く付き合うためには脳の性質を知ってたほうがいい。脳の指向性、性格、好き嫌いを知って、いかに脳みそ君から気持ち良くやる気を引き出すか、それが焦点だ。

本書では、やる気=お金、脳=銀行員に例え、金を貸してくれない行員からどうやって金を引き出すか、的なアプローチをしている。

そんなわけで、やる気のメカニズムを知るためにオススメの1冊だ。

 

■2冊目

 脳のメカニズムと知らねーよボケ、そっこーで使える技教えろよ、って人へはこちら。

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

 

 いわゆるアメリカ有名女性教授著書という意味では「スタンフォード〜」と同じだけど、こちらの方が読みやすい。脳の性質を抑えつつ、結局具体的にどーすればいいのかを根拠とともに紹介してる。

 

やる気自制心系の指南書は、突き詰めれば同じこと言っている。だから、自分の腑に落ちる1冊が見つかれば、あとは読み返すなり、同じ著者の本を読んだりすればいい。栄養ドリンク的な効果はあるはずだ。

 

*追記)この2冊を元に方法論を作ってみた 

dero339.hatenablog.com