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恋人を寝取られても諦めがつく男、星野源について考える

ここ数日、星野源氏のことが頭から離れない。離れなくて日常生活に支障をきたすので、一度整理して忘れることにする。

 

私は星野源について殆ど知らなかった。歌って俳優業もやって、2代目福山雅治か、ぐらいの認識だった。ところが偶然彼が出演したラジオを聴いていて「なんだこの完璧超人は!?」と認識が変わった。

 

そこである思考実験をしてみた。それは「ある人が自分の恋人を寝とった場合、どういう感情を抱くか」である。大抵の場合は「コンチクショー!(怒)」とか「あんなクソ野郎のどこがいいんだ(憎)」とか「ふぇぇ、嫌だよ…(哀)」と何かしらのネガティブな感情を残した。これは利己的な遺伝子的にも正しい。

 

ところがある人が星野源だった場合、「…うん、仕方ないね…、星野源だし。そうだね、プロテインだね。」と爽やかな風が吹くのである。そこから私の中で星野源「恋人を寝取られても諦めのつく男No1」になった。ちなみにNo2は「平安時代の帝」である。しかし、これはおかしい。なぜ見ず知らずの人にそんな感情を抱いたのか?これは考える必要がある。

 

星野源について今改めて考えてみる。

私は星野源について今も良く知らない。ラジオで聴いた、ミュージックビデオを見た、コラムを読んだ、主演映画を見た。これらは全て偶然である。身長も体重も年齢も経歴も思想信条も知らない。調べりゃわかるんだろうけど、調べる気も起きない。

 

そんな中、彼について知っているのは次の通りだ。

 

・イケメンである

・ギターが弾ける

・クリエイターである

・エロ話が許される人柄である

・サブカルにも造詣がある

 

これらをもう少し掘り下げてみよう

 

・イケメンである

星野源」をコピペしてグーグル先生で画像検索してほしい。

氏の画像が大量に並んでいるだろうか?爽やかに笑っている顔が見えるだろうか?爽やかイケメンである。私を何倍にしても叶わない、いや、何倍とかそんなレベルじゃない。べき乗である。べき乗イケメンである。

 

ok、そこは認めよう。しかし、世の中にイケメンは世の中にごまんといる。主演俳優、雑誌の表紙を飾る人、アイドル。皆イケメンだ。星野源だけが唯一無二のイケメンじゃない。

 

・ギターが弾ける

彼はギターが弾ける。もしかしたら他の楽器も弾けるかもしれない。私は専門家でも何でもないから、スキルがどのレベルなのかは知らない。しかし、プロのミュージシャンである以上、一定のレベルには達しているはずだ。ということは、その一定のレベルになるまでギターの練習をしたわけだ。声は先天的な要素が多いが、楽器のスキルは後天的である。彼はプロになれるくらいギターの練習した努力家である。文化祭で燃え尽きちゃった高校生ギタリスト達とは違うのだ。

 

ok、ここも認めよう。だが待ってほしい、世の中ににはプロアマ問わずギターが巧い人はごまんといる。星野源だけが唯一無二のギター弾きじゃない。

 

・クリエイターである。

作詞作曲をし、執筆活動もし、俳優業もこなす。どれか一つでも大変なのに、マルチに活動し過ぎている。何かの創作活動をしたことある人なら分かるだろうが、創作活動には産みの苦しみが伴う。明確な答えが無い中で自分なりに答えを出し、時には妥協し、創造していく。きっと彼にも産みの苦しみはあるのだろうが、微塵も感じさせない、全てひょうひょうとやっているように見えるのだ。

 

ok、そこも認めよう。そんなマルチの人は滅多にいない。あー、いないよ。だけどいなくはないよ!そんな稀有な人…他にいなくもない…はずよ。確かに星野源の作品は唯一無二だけど、そりゃ誰が作ったてそれは唯一無二だよ。星野源だけが唯一無二のクリエイターではない。

 

・エロ話が許される人柄である

星野源について語るのが辛くなってきたが続ける。

先に挙げた様に見た目は爽やかである。そして好感が持てる人柄でもある。上から目線ではなく、尊大でもなく、ナルシズムを感じさせず、仮にそうだとしても透けて見えることもなく、ユーモアがあり、さらっとエロ話を入れてくる。エロ話ってところでは福山雅治氏もそうだが、彼には無いとっつき易さを併せ持っている。そう、まるで地元の近所の兄ちゃん的な親近感を覚えるのである。この点が当命題と関わってくる気がする。

また、大病を患っても、それをネタにもせず大して言及もせず、あくまで自分というコンテンツで勝負してる。

何なの?神なの?生きるの?

ok、もういいよ、認めよう。

 

・サブカルにも造詣がある

もういいかな。ジャンプの看板漫画やベストセラー小説でブヒブヒ言ってくれてたらどんなに救われたことか。守備範囲が広いよ、広すぎるよ。アイシールド21に「勤勉な天才に凡人はどうやって敵うっていうんだ」って台詞あるけど、そんな気持ちだよ。

 

まとめ

ここまで考察をしてわかったことをまとめてみよう。

先に星野源を「完璧超人」と評したが、今は次の様に言い換えられるだろう。

「爽やかイケメンにも関わらず、そこに胡座をかくこともなく、楽器を練習をして、作詞作曲執筆俳優業を華麗にこなし、非常に優れた人間性を備えた人間

 

さらにこれをもう少し簡素にすると「類稀なる能力を有しながら、異常な親近感と好感も持つ人」

…何一つ勝てる要素がなかったよ。肩書きとか所属とか資産で負けてもなんとも思わないけど、個人としてとして勝てる要素がなかった、人間性っていう逃げ道もなかった。

この前半部分で人によっては抱く反発を、後半の人間性によって緩和した結果、命題の恋人を寝取られても諦めのつく男という結果になったのではないか。 

彼の方が何倍も何億倍も世の中に貢献してるし、人々を幸せにしてる。もうね、こんなに諦めたのは初めてだよ、悔しい通り越して畏敬の念しかないよ。あわよくば友達になりたいよ!星野源と友達になりたーい!

 

がんばれ星野源…おまえが恋人を寝取られても諦めのつく男No1だ‼︎

 

 

働く男 (文春文庫)

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